自転車でロングライドすると心地よい疲労感とともに、「自分の脚でこんなとこまで来れた！」って青臭い感情が湧いて来るもんですが、ロケーションが良ければ良いほど、「なんかこのまま帰んのもったいねぇな、もうちょっとここに居たいな」と思ったりもしてしまいます。（きっと僕だけじゃないはず）
ロードバイクで数日間の旅というと宿やキャンプ地で一泊して次の目的地を目指し、転々として総走行距離3桁・４桁km、というイメージですが、そうではなく、1か所に拠点を構えて数日間そこで遊び倒す感じの旅がしたい。ここしばらく、そんな妄想に捉われ続けています。
ロングライドは大抵、都会から離れたところに行く訳なので現地の遊び方としてもグラベルなり釣りなり、海なり山なり川なり何でもある訳で、自転車を起点としてその辺のアクティビティを満喫する「アウトドア欲張りセット」みたいな感じ。
前回の投稿（気づけば１か月以上前・・・）もその一環で、その後も悶々と友ヶ島へのリベンジ欲が高まり続け、９月の４連休で雪辱を果たそうとしたのですが、見事に玉砕して参りました。3泊4日丸々遊ぶ意気込みで出かけたものの、2日目に強風でフェリーが出航しなくなる旨を告げられ無念の1泊2日退去。
前回はバックパックが重すぎて肩が痛くなり、肩ずれを起こしてひどい状態だったのですが、重量はそのまま（17～18kg）にサドルバッグを大型化（レベレイトデザイン スパインロック16L)、タイヤを幅化（グラベルキングSK 35C）。
装備的にはまぁなんとか進める（ちょっとヒルクライムは無理）感じながらも、2日目遊び倒してヘロヘロになったとこから休憩無しの帰りだったので、最後の方は脚が全く動きませんでした。しかも公園のベンチで仮眠するフリースタイルライド。
まだまだ荷物を欲張りすぎてるので、もう少し改善が必要。各種装備の紹介の写真を3日目、4日目に撮るつもりだったので装備の紹介はありません笑。まぁ、システムとして完成してないので参考にもならないレベルです。
楽しかったか楽しくなかったかと言われると超楽しかったんですが、正直1泊2日じゃ全然物足りねぇ。
まぁ、グラベルも走ったし釣りキャンも出来た、何より往復完遂したので友ヶ島はしばらくお預けです。色々とこの感じの旅ができそうなスポットが溜まったので、次は友ヶ島以外を目指してみようと思います。あ、ダイエットどっかいってるけどまぁ気にしない、気にしない。
最後に、ロードバイクで友ヶ島に行きたいという人（あまりいないと思いますが）向けのTipsを少し。
・平日でも思ってるより観光客が多いです。宿泊前提で、走るのはフェリーの運航時間外にしましょう。
・フェリー乗り場では十中八九、「山道なのでお勧めしません」と言われます。山道を走りに来た、という不退転の意志で臨みましょう。
・できれば加太発の最終便で行き、友ヶ島発の初便で帰りましょう。フェリーには積載スペースが少なく、観光客が多いと肩身の狭い思いをすることになります。
・舗装路は皆無（ごく一部コンクリ舗装）。スリックタイヤで行くのは相当難易度高いです。なかなか大きめの石もゴロゴロしてるのでグラベルキング35Cでギリでした。
・断念して駐輪する場合、フェリー乗り場の駐車場に止めることも出来ますが地球ロック可能な箇所は少ないです。加太駅前の駐輪場が無料です。試していませんが駅舎で手荷物預かり1日400円なので、輪行状態なら駅舎で預かってもらえると思います。
以上、終わり。
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