おかげさまで、「ロードバイク ダイエット」などの検索でこのブログに訪問して頂く方もちらほらとですがいらっしゃるようです。ありがたいことです。でも今のところまだこのブログは検索結果の4ページ目くらいにいたりいなかったりするレベルなので、相当真剣に探してるか、悩みがあるかなんでしょう。
さてさて、ロードバイクダイエット。痩せるだの痩せないだの痩せただの痩せなかっただの、相も変わらず数多の主張が錯綜する情報の大洪水です。
「カロリー」という言葉を概念的にしか理解しない僕は、細かな数値や理論は一切無しの自己満屁理屈でダイエットにチャレンジします。いちおうサイコンで出た数値の記録はしてますが、数百Kcal単位の消費カロリーがどうとか言われても正直僕にはピンと来んのですよ。そもそもどうやって測った?
とはいえ、このブログはダイエットをテーマにしたブログの端くれ。ここはひとつ、メディア風のタイトルで僕なりのロードバイクダイエット論を展開してみましょう。
(バリバリの乗ってる人は生暖かく見守ってね!)
なお、僕のだいたいの走行距離(ダイエット内容)はライドログのページ(別タブ)を参照してください。
ロードバイクでダイエットを目指す人に僕が伝えたい7つのこと
1.ロードバイクのダイエットはしんどい、けど楽しい。
「無理なく手軽に続けられる」だなんてとんでもない。
僕的には 、ロードバイクのダイエットは100kmライドが最低条件、少なくとも1回5時間はサドルに跨るダイエットです。成功者のブログを拝見してもほぼ同じスタンスで、 相応の体力を消耗します。まぁ、痩せるんだから体力消耗は当たり前ですよね。
でも、とにかく楽しい!そして乗り終わった後に達成感をアテに飲むビールは格別!大丈夫、摂った分以上のカロリーを消費できてるはずです。知らんけど!
痩せてきて基礎代謝、消費カロリーが下がれば距離を伸ばせばいいのです。
おめでとう!さらに遠くに行けるよ!
2.何でもかんでも体重のせいにしない。
「お尻が痛いのは体重のせい」「距離が乗れないのは体重のせい」「坂が登れないのは体重のせい」そう思ってた時期が僕にもありましたが、きっとそんな事はありません。
お尻が痛くならない姿勢を考えてないか、練習(に伴う筋肉や心肺)が足りないか、ノウハウが足りないかです。もちろん体重の影響はゼロじゃないですし、特に坂は大変ですがきっと乗り越えられます。何より、僕も坂は練習中の身ですが平地より坂の方が何かと効く気がします。根拠は僕の腹時計です。
あ、でも僕がパンクするのは絶対に体重のせいです!
3.こんなに乗ってるのに痩せない、と思わない。
僕も含めて、残念ながらそんな乗ってません。月1,000㎞以上乗ってる人なんてザラにいます。「痩せてる人だけ」ですって?
明示的なリンクは控えますが、BMI30オーバーで東京→大阪を30時間で完走される人もいます。峠もいっぱいあるはずなのに。↑で「坂も乗り越えられる」の好例です。
あの方がお痩せにならないのは筋肉量がすごいのと、たぶんレースで勝つために、カロリーマイナスにならないレベルの補給をされてるからなんじゃないかと思います。(勝手な推測すみません。もしマジで悩まれてたら申し訳ないです。)
4.全身運動でダイエット効果の高い姿勢を心がける
楽しようと思ったらトコトン楽できる超効率自転車、ロードバイク。
3か月目くらい、お尻が痛くなくなってきて少し経ち、慣れてきたあたりが危険です。知らず知らずのうちに、体が楽して乗る方法(カロリーを消費しない乗り方)を覚えてしまっています。これは乗り始めて体重が下げ止まる時期とも被ります。
ハンドル位置がアップ気味のエンデュランスモデルならなおさらです。今一度姿勢を見直しましょう。僕は平地でインナー、軽めのギアを目一杯回してお尻が跳ねない姿勢が維持できることを目安にしました。
ちなみに、僕が姿勢(ブラケット持ち時)で意識してるのはこんな感じです。
※誰かにちゃんと習った訳でもないので、間違ってても知りません。「かかとでペダルを踏まない」等の記事が多いので。(ビンディング前提です)
手のひらの小指側をハンドルに添える程度に置いて、中指あたりでブラケットを起こすように軽く引くイメージ。前腕は無理じゃない程度に水平を心がける。
お見苦しい箇所ですみません。サドル位置にもよると思いますが、先っちょがこんにちは!するイメージで腰を後ろに引き、股間の前のほう(恥骨あたり)でサドルに乗る。
この状態で上体がブレないように心がけると、腹筋の下の方に力が入って自然とお尻が浮き、ペダルがクルクル回るようになります。親指の付け根を使わないので、手も痛くなりにくいです。
ブレーキへの持ち替えもスムースですが、頻繁にブレーキが発生するとか交差点が多い箇所ではやりません。安全第一。
全身の筋肉をまんべんなく使うのでしんどいですが、スピードは上がります。
そして何より全身運動なのでダイエット効果が高い。根拠は僕の腹時計です。
まぁ、まだまだ改善点があるのは自覚してますし、僕が書くよりも、もっと経験値の高い方の紹介記事は色々ある(ペダリングに合わせて左右の手を押し引きするなんて高等技術も。パワー伝達の理屈はイメージできるけど、体幹とリズムセンスが無いので全然できん。)ので、色々探して試してみましょう。
5.しっかり食べてしっかり走る。
こんなに脂肪の蓄えあるんだから走りながら消費しろよ、って思いますよね。補給我慢しようとしますよね。僕もそうでした。
で、他の自転車ダイエット記事ではよく「ハンガーノックに気をつけて!」ってなるんですが、なんか違う気がします。
ハンガーノック以前に、お腹が減った状態では↑の姿勢を維持する気力が持ちません。すぐ姿勢がダレて、ダイエット効果は激減します。ヘロヘロ走っても意味がない。トニー、お腹が減って力が出ないよ~。
長時間の運動になります。好きなもん食べてしっかりエネルギーがある状態で目一杯ペダルを回しましょう。大丈夫、きっと摂った以上のカロリーを消費できます。知らんけど!
姿勢にさえしっかり気をつければ、これ食ってライド後にビール飲んでも体重は減る訳です。こんな楽なダイエットって他にあります?
もちろん3食しっかり食べて、です。
※実は、これはロングライド時のロードバイク乗りにとっては大した量じゃないっていう。
僕はジェルとかチョコバーでちゃんと補給しててもだいたい100㎞くらいで腹ペコ状態になりますが、人によって違うと思うので「お腹減ったかも」と思ったらしっかり食べましょう。その後目一杯ペダルを回せばいいのです。
ちなみに僕は一度ガチのハンガーノックに陥ったことがありますが、あれはヤバい。動けない。
6.サボるとマジメに乗るを使い分ける。
目一杯ペダルを回す、と言っても、レースで記録を狙ってたり、何時間以内に走らないといけない、などの制約がある訳ではありません。ただひたすら長時間乗りたいのです。10分程度の軽い休憩も随時挟んで、サボりすぎない適度に脱力した姿勢も織り交ぜましょう。
だから僕はコラムスペーサーを外しません。ハンドル位置は高いままです。
ある程度痩せつつ体幹が強くなれば、負荷を上げざるをえなくなるので外すと思います。
7.とにかく目一杯楽しむ。
風景、グルメ、名所旧跡。自ずと行動範囲が広がるロードバイクは、低コストな娯楽の宝庫です。テレビや雑誌の特集見たり、誰かのブログで観光名所探したりして「〇〇に行くためにはこれくらい乗れないといけない」という目標設定ができればバッチリ。
「乗れるようになる≒痩せる」ですから、ダイエットがゴールからプロセスにパラダイムシフト。楽しいダイエット計画の完成です。
痩せることが目的達成のプロセスであるってのはすごい原動力になります。
どこそこのグルメにチャリで行く、でも、どこそこの名所を走る、でも、遠距離恋愛のあの人にチャリで会いに行く(これは引く)でも。
要は、乗れるようになるついでにダイエットすればいいのです。
まぁ、体重の通り僕もまだまだ先は長いですけどね!
とにかくお互い、楽しいダイエットライフを過ごしましょう!
(これが言いたかった)
100㎞なんて走れるかなぁ、という人へ
僕も最初は100㎞なんてとんでもない!すげー!でした。最初のうちは10㎞、20㎞で十分です。
「意外と乗れるなぁ」って思って、すぐに物足りなくなってくるはずです。多分、この「物足りない距離になる」のがポイントだと思います。
40㎞、60㎞、100㎞と「物足りない距離になる」ポイントを少しずつ伸ばしていきましょう。気が付けば半年と待たずに「平坦なら100㎞は走らないと物足りない」から「100㎞じゃちょっと物足りない」になるはずです。いきなり100㎞走って「100㎞はしんどい」になってしまうと、チャレンジする気が起きません。
始めてしばらくはちょっとの運動で痩せるので、40㎞も乗ればダイエット効果はあります。ただ、そのまま40㎞だと2~3ヶ月で下げ止まります(毎日40㎞乗れる人は別ですが)。それまでに100㎞は乗れるようになりましょう。大丈夫、本当に思ったよりすぐです。
僕の場合は
毛馬~大日(20㎞)
毛馬~関西医科大(40㎞)
毛馬~さくらであい館(60㎞)
毛馬~嵐山(100㎞)
※全て往復
実際にはもうちょっと短い(毛馬~大日往復で16kmとか)ですが、こんな感じでポイントが設定できたので、すごく分かりやすかったです。
1回5時間以上なんてとんでもない!という人へ
残念ながら自転車でのダイエットは向いてないんじゃないかと思います。まぁ僕の主観ですが。
少なくとも自転車である必要はないので、食事から米抜くかジョギングかライ○ップしましょう。
以上、「ロードバイクでダイエットを目指す人に僕が伝えたい7つのこと」でした。ちょっとドヤ記事なので公開は躊躇いましたが、2、3あたりは僕がデブだからこそ言えることかな、と思いアップしてみます。
さぁ、この記事アップした以上は痩せ切らねば。リバウンドしがちな僕ですが、どうなる事やらw
終わり。
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