シーズン真っ盛りの曽爾高原~香落渓に行って伊賀でハンバーガーを食べる210km

ライドログ

前回に引き続き大和高原方面で標高を稼ぐライドです。前回↓

そもそも、ここしばらくススキと紅葉の曽爾高原~香落渓に行きたかったのです。

が、前回はどうもこの時期の休日曽爾高原は渋滞がヒドらしい&少し曇るかも&風が無い予報で予定変更してのライドでした。風が無いなら龍王ヶ淵だったのは正解。カキフライ食えたし

天気予報とにらめっこしながら狙い澄まして休みを作った秋晴れ予報の木曜日、ススキの曽爾高原についに行ってきました!

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曽爾高原ってルートラボとかで見るよりキツいですよね

GW前のハゲ山~曇天~真夏の草原など、曽爾高原はこれまでもなかなかの頻度で訪問しています。が、過去1度も足つき無しで登れた試しがありません。

2019年4月22日 ハゲ山
2019年7月13日 曇天
2019年8月2日 最強の晴天。スイスか!

デブだから、とか自走で行くと既にある程度(1,000m近く)登った状態からのスタートになってしまうから、という言い訳ももちろん無くもないですが、曽爾高原ってデータで見るよりだいぶキツくないですか?前半にいきなり10%越え区間来るし、その後も途中のファームガーデン以降、ほぼ10%越えのような・・・。距離はありませんが、キツさは六甲後半か五月山前半クラスの気がします。

今回こそ足つき無しで、と思いつつ前回と同じく大和高田バイパス~桜井を抜けて西峠へ。

西峠に登ってる途中の写真。前回も気づいてたんですがブレーキレバーがポッキリと・・・。

ただの落車じゃこうはならないですよね。事故?カーブも交差点や進入も無い直線区間なのに恐ろしいことです。

さてさて、前半は前回と同じなのですっ飛ばして伊勢本海道からの曽爾高原。途中「弁財天トンネル」「栂坂トンネル」という2つのトンネルと、トンネルを迂回する峠がありますが今日は峠は両方ともパス。

だってこんないい天気。弁財天も栂坂も、それほど開けた見晴らしは無いので一刻も早く曽爾高原に着きたいのです。平日午前は車も少ないのでトンネルも割と安心して通れます。

栂坂トンネル以降しばらく下って曽爾トンネルを抜けると

屏風岩方面
鎧岳

晴天に映える色づいた柱状節理の山々。ちょっと色が出せませんでしたが、チラホラと紅葉の赤が散りばめられています。入口の休憩所で少し休んでから曽爾高原チャレンジ。

写真はありません!

駐車場で撮影

無事足つき無しで登り切りました。体重は一向に減ってませんが()、ちょっとずつ登れるようにはなってるかな(もちろんまだまだSTRAVA下位勢)。登り途中、サーリーに金色のリム履いたオシャレバイクさんにさわやかに抜かされました。かっけぇなクソ!

駐車場は上の写真通り、平日午前なのに8割方埋まってました。これが休日の夕刻のピークタイムになるとそりゃ坂が渋滞しますわな。で、念願のススキの曽爾高原。

う~んエモい。

太陽の光がキラキラと穂を照らして輝いていて、ピークタイムじゃなくても十分幻想的です。

これが夕日に照らされたらもう想像するからにヤバいですね。割とボッチ耐性があると自負している僕もさすがにキツい気がします。

まぁ、もっとナウシカ的なものを想像してましたが見る角度によっては

ハゲてる箇所もちらほら。なんでも、近年次第に高原全体のススキの量が減ってきているとかなんとかかんとか。(伝え聞いた話なので詳細は不明。)

来年以降来るかどうか分かりませんが、もし来るとしたら昼過ぎに着くようにして夕方まで待って、名張から輪行で帰るとかがベストでしょうかね。

ファームガーデンで足つき無しのご褒美ぜんざい。粗づきでもち米感が残っててウマー!

写真では伝わりにくい香落渓の紅葉の魅力

さて、ぜんざい食って曽爾高原の後の快走ゾーン、香落渓です。

「紅葉が見事」と言われるものの、紅葉情報サイト等ではあまり取り上げられない香落渓。画像検索で調べたりすると出てくるのは、ちょっとマユツバな加工がされたこんな画像。

彩度や明瞭さをほぼ極限まで加工。緑色の木まで黄色がかってる笑

実際はそこまで「一面紅葉の別世界」とかそんな訳ではなく、

同じ写真。ちょっと彩度を調整(+10くらい)してますが、まぁこんな感じ

まばらに色づいてるかな、チラホラ葉が落ちきってるな、というくらいです。

でも、香落渓はそもそもが走っていて気持ちいい所なので、「1シーンを切り取ってすごい」というより「色づいた渓谷を走るのがただただ気持ちいい」というのが正解のように思います。こんな渓谷が15㎞ほど続く訳ですから。

過去に登り方面で1度、下り方面では2度走ってて、いずれも気持ちよく走れてますが、今回は全然印象が違ってスゲー、わースゲー、って呟きながら走ってました笑

こういう光景が15㎞。止まって撮っての繰り返しなので全然進まないやつ笑(載せたのは撮った写真の1/3も無いですw)

なんというか、イチョウ並木とか一面のモミジで山が燃えているよう、とかではなく、野趣がある感じがむしろいいです。自転車の速度、体感ならではの魅力の気がするなぁ。

多分伝わらないので走ってください笑

バーガー食いに伊賀。SKハンバーガー「ダブルジャークバーガー」

さて香落渓谷を抜けて青蓮寺湖を越え、名張まで下りた訳ですが名張はホント、食うところが無い。

いや、牛丼屋とか王将とかなんやかんやのチェーン店とかはあるので、「食うところが無い」という訳ではないんですが、名張まで来てまたすき家とかマクドは嫌です。

奈良方面に戻ると腹ペコが持たず死んでしまうので、行くべきところとなると必然、伊賀になる訳です。伊賀といえば以前に行った超級オムライスの「松の家」さんか、未訪問の「レストランITO」さんが有名ですが、両店ともお昼でいったん営業終了して夜に再開するスタイルなので、この時間(降りた時点で14時前)では行くところがありません。

という事でプランB、伊賀市街から少し離れた所にある「SKハンバーガー」さんに行ってきました。

ダブルジャークバーガー

これがまた旨かった!ハンバーガーはできるだけオーソドックスな方が好きなタイプなんですが、ちょっと別機軸。ジャークソースがジュワっと来て、ミートパティと柔らかな鶏肉を包みます。モニュモニュ食べるとそのジャークソースが肉汁と溶け合って口の中がえらいことになりました。

ジャークソースの味ってなんていうか、脳を刺激しますよね!

バンズも見ての通りごまがブワっと香って、サクサク?ザクザク?のいい食感。

ちなみにピクルスが上にチョコンと乗っかってるんですが、お兄さん曰く「あくまで添え物なので、僕にとっては定食の漬物とかのイメージなんです」とのこと。なるほど。

ナプキン立てにこんな書き置きがあったりしてクスっとしましたが、十分コスパあると思います。

また来たいなぁ。

さて、食べてしばらく休憩して、帰りましょうか。

標高稼ぐのが今日の目的でもあるので、もう一発信楽方面で峠を超えたくてちょっと登ってたんですが、

もう日没は17時前なんですね!初体験の峠~山道をナイトライドはちょっと怖いかなぁ。十分遊んだのでだいぶ時間も食ったし、登ってたら帰りが何時になるかも分からん。

という事で、できればあまり使いたくなかった163号線で伊賀~木津~清滝峠で帰ってきました。

清滝峠から大阪平野

ログ

伊賀~大河原が思ったよりアップダウンがあったので標高は稼げたけど、やっぱり163号線、木津~伊賀間は使いたくないなぁ。路肩狭いしトラック多すぎてなんも楽しくない。

峠でナイトライドの方がマシだった気もします。

途中でお腹が減ったのでおにぎり&肉まん食べたけどやっぱりお腹が減ったので帰ってから肉&ビールで終了しましたとさ。

ちなみにビールは3杯目

この24時間営業の「こいろり」さんがもう、ダメだと分かってても行ってしまう。ライド後以外でも飲みに行った帰りとかにこっそり一人で行けてしまうので悪魔的です。

少し入りにくいからこそ控えることができる一人焼肉をオープンにしてしまう罪深さよ。

ええ、悪いのはどう考えても僕。







終わり。


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